今チェコのイラストレーター、アルジュベタ・スカーロヴァーさんの展示がナショナルギャラリーの本屋さんの2階で行われています。
彼女の『植物記』(仮訳)はチェコで一番美しい本絵本部門の賞を受賞していてhttps://www.babovka.com/item.php?id=3618 若手の中では今最も嘱望されているイラストレーター。
彼女のイラストは、夢の中で出会いそうなちょっとシュールな独特の世界観があり、一見なぜ?というモチーフの組み合わせが、必然であるかのような不思議な世界を構成しています。
今回はシルクスクリーンのイラストの販売展示なので、貴重なイラストを購入することもできるいいチャンスです。
こちらがスカーロヴァーさん。展示に合わせて私がポートレイトを撮らせていただきました。
ご本人、イラストに劣らずとても可愛らしく、また話せば話すほど、チャーミングなエピソードやこだわりを教えてくれました。イラストのもとになるイメージは、どこからともなく映像や理論として湧いてきて、意味はないけれど、彼女にとっては確固たるリアリティーを持つ「こうではなくてはならない」世界なんだそうです。
下のレモンのイラストは自分でも特に気に入っている一枚だとか。レモンがとにかく背中から生えてくるのが、とにかく当たり前の世界・・・。
展示では貴重なメモやネタ帳的な製作途中のノートも見ることができます。
展示の詳細はこちら。大晦日までのオープンになります。
場所:NG knihkupectví – Koenig BOOKS