今日はヨーロッパカリグラフィーのコースに行ってきました。

こちらのコースは最近知り合いになったカリグラフィーの第一人者ミーラ・プロクポヴァーさんの教えてくれるコースです。ロマネスク時代の文字からゴシック、バロック・・・彼女の手にかかれば、サラサラ流れるように文字が生まれてくる、彼女はそんなカリグラフィーの達人。今日はそんな方に文字お教えていただける、私にとっては夢のような休日です。IMG_2151

参加応募のすぐにいっぱいになったそうで、年代も性別も様々な参加者が来ていました。

IMG_2169

文字の歴史の授業も大変興味深い内容。こちらは黒文字と呼ばれるゴシックのABC。

IMG_2161

下はミーラさんがカレンダーを製作した時に書いたゴシックの飾り文字。美しさとともにその長年の匠の技に見とれてしまいます。

IMG_2160

ミーラさんと一緒に、私たちもモノグラムに挑戦することに。自分のイニシャルの大文字をどのようにバランスよく、しかも美しく重ねるかが一番大事。

IMG_2166

ミーラさんのスラスラ書いた見本を見入る生徒たち。

IMG_2162

書けば書くほど迷宮入り・・・。ミーラさんのように美しい字を書けるようになるには、やはり長年の鍛錬が必要だと痛感しました。とりあえず次からは中級者に昇格ということで、初級者の卒業証書をいただきました。目の前で私の名前を書いてくださるミーラさん。滑らかな筆さばきに息を呑みます。

IMG_2177

「チェコ人の黄金の手」という言葉がありますが、チェコにもまだ手作業を尊ぶ習慣がしっかりと根付いています。ミーラさんも「これからまたハンドライトが戻ってくるわよ。」とおっしゃっていました。

本場ヨーロッパのカリグラフィー体験。次の中級コースのレポートも乞うご期待!