皆様大変お待たせいたしました!ついにバーボフカ・ショップを再開いたしました!引っ越し先をお知らせしていませんでしたが、改めて私たちはこの度ポーランド国境から5km、チェコ北東にあるナーホドという街に引っ越して参りました。プラハからはバスか列車で2時間半、この街はバーボフカ主人の生まれ育ったところでもあります。バーボフカ息子が何よりもテンションを上げて遊ぶのがこの街に住むおじいちゃんのお庭であること、大きなアパートからお城が見えること、またお月さまお星様が見えること、暗室(私の本業である写真をプリントする場所)スペースが確保できること、そして何より家賃や物価がプラハよりも割安であることなどなど、沢山のプラスがあり、良い物件が出たところで全員一致でプラハからの移転を即決しました。2ヶ月半前に引っ越しを決めてからやっと一段落、これから引っ越しで発掘されたとっておきのヴィンテージ商品も併せて、いつものゆるゆるペースでお店を運営して参りますので、皆様ご愛顧をまたどうぞよろしくお願いいたします。
引っ越してからすぐに、義理の姉が息子たちを連れてガラスのイベントに連れて行ってくれました。私の印象ではチェコは「森のあるところに、ガラスあり」みたいな感じなのですが、ナーホドは北も南もたくさんの森に囲まれています。
イベントが開催されたのはオルリツケー・ホリ。「鷲のいる山」という意味の森に囲まれた自然の大変豊かな美しい地域です。チェコ在住20年で初めてきたわーと感慨深い私。
繊細なガラスのお花を製作しているお姉さんのテント。
こちらはガラスのビアジョッキやランプ、グラスなどを作っているお兄さんのテント。ナーホドに越してきていなかったら訪問出来なかったイベントだわーと思いながら、写真を撮っていると、このお兄さんなんだか知ってる気が。もう15年以上前のことでしょうか、友人が通っているガラス学校の先生がプラハでガラス吹きの実演をするということで、写真を撮影してさしあげた、その先生でした!
思わぬ邂逅に「イエーイ」と写真を撮って、先生の生徒さんだった友達に早速写真を送付しました。(先生のお手製の鳥さんの文鎮は後日バーボフカで販売予定ですのでご期待ください。)
ちなみにこちらのとっても可愛い鳥さんたちも後日販売いたします。
ガラス吹き名人たちの実演をお利口に見入るバーボフカ息子。
ひとしきりイベントを楽しんだ後は、鷲の住むその深い森の中へ散歩に出かけました。入り口は広い道があり歩きやすいですが、この後道は細くなり、倒れた木に道が邪魔されたり、一面が湿地に変わったり、小川を渡ったり・・・大変ワイルドな2時間の散歩で、まだ街の人が抜けないバーボフカ母はヘトヘトになりました。
開けた目の前に佇む大きな切り株を発見。引っ越しを祝って息子と記念写真を撮ってもらいました。散歩はワイルドでしたが、鳥の囀りを聞きながらおいしい空気をたくさん頂いてとてもいい気分転換ができました。新しい土地で幸先の良いスタートを切れたような気がします。