先日また日本からコーディネイトの仕事のご依頼を頂きました。その依頼主は北海道に工房を構え、東京の伊勢丹や高島屋などでアイシングクッキーなどを販売されている十勝菓子工房 菓音のお菓子職人Kさん。

彼女の依頼を受けてチェコでは2日間でペルニーク三昧に内容の濃い取材を企画させていただきました。

http://www.kita-kanon.jp/kanon/blog/

↑ 詳しい報告は菓音さんのブログページでご覧頂けます。

こちらは十勝菓子工房 菓音 Kさんの、チェコ人も溜息をもらすほど美しいジンジャーブレッドの作品。お分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのジンジャーブレッドにはハンガリーのカロチャ刺繍をモチーフにアイシングをされているのだとか。もったいない気持ちを抑えつつ、実際味わってみると質の良い材料を使用したサクサクのジンジャーブレッドで、美しさもさることながら、美味しさもまた格別です。

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そしてなんと!!見て下さい。こちらは特別にバーボフカの為にロゴを正確にアイシングで施されたバタークッキー。もらったときの嬉しさ、楽しさ、感動はひとしおです。ニードルポイントの繊細な模様と、可愛らしいお花があしらわれた夢の様なクッキー・・・。食べ物なのが残念に思えてしまうほどの、素敵なアートクッキーですが、世界でただ一枚のこちらのクッキー、すでに私たちの胃袋のなかです・・・。

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最後にもう1つ。こちらは今回の取材でお邪魔したチェコのペルニーク(ジンジャーブレッドのチェコ語)名人の作品。彼女の作品もアイシングの繊細さは息をのむほど。取材では彼女の長年にわたるアイシングの技術やコツを、ペルニークに対する愛と情熱を持って少し分けて頂きました。

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日本のジンジャーブレッドとチェコのペルニーク名人たちとの2日間の交流。お菓子作りが苦手な私も、今度ペルニーク焼きに挑戦してみたいと思いました。