プラハでは最近ビストロが大流行り。なかでも比較的新しいビジネス街(2002年の洪水で被害が大きかった地区で、そのあとビジネス街として開発が進みました。)のカルリーン地区には、ビジネスマンの胃袋を需要を満たすため、たくさんのレストランやビストロがオープンしています。
こちらはその中でも人気のベーカリー&レストラン・エスカ。友達から「あそこはうまい!」という話を聞く事が多かったお店。私も早速行ってみる事に。
(プラハもこんなにおしゃれでmodernになるなんて・・・。最近よくそう思い感慨に耽る私。)

こちらは中でも私の友人の間で評判の高かった、ジャガイモのグリル。ジャガイモのピューレの中に藁の炭でグリルされたジャガイモが潜んでいる・・・これがかなりの美味。
見た目の複雑さとは裏腹になかなかシンプルな懐かしいお味です。235コルナ(1100円程度。)。

こちらはうさぎのお肉のグリルとシュペッツル添え。うさぎもチェコではよく登場するグルメ食材。

このお店の特徴は何と言っても、ベーカリーと併設されている事。美味しいパンとコーヒーでみたいな軽食を食べたい時にもとても便利。イートスペースのすぐ横で、パン職人がかまどの火で焼き上げるパンと練っている姿を見る事ができます。

パンのこんがりいいお色が勢揃い!

こちらのベーカリー&レストラン詳細はこちらから。↓
先日また日本からコーディネイトの仕事のご依頼を頂きました。その依頼主は北海道に工房を構え、東京の伊勢丹や高島屋などでアイシングクッキーなどを販売されている十勝菓子工房 菓音のお菓子職人Kさん。
彼女の依頼を受けてチェコでは2日間でペルニーク三昧に内容の濃い取材を企画させていただきました。
http://www.kita-kanon.jp/kanon/blog/
↑ 詳しい報告は菓音さんのブログページでご覧頂けます。
こちらは十勝菓子工房 菓音 Kさんの、チェコ人も溜息をもらすほど美しいジンジャーブレッドの作品。お分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのジンジャーブレッドにはハンガリーのカロチャ刺繍をモチーフにアイシングをされているのだとか。もったいない気持ちを抑えつつ、実際味わってみると質の良い材料を使用したサクサクのジンジャーブレッドで、美しさもさることながら、美味しさもまた格別です。

そしてなんと!!見て下さい。こちらは特別にバーボフカの為にロゴを正確にアイシングで施されたバタークッキー。もらったときの嬉しさ、楽しさ、感動はひとしおです。ニードルポイントの繊細な模様と、可愛らしいお花があしらわれた夢の様なクッキー・・・。食べ物なのが残念に思えてしまうほどの、素敵なアートクッキーですが、世界でただ一枚のこちらのクッキー、すでに私たちの胃袋のなかです・・・。

最後にもう1つ。こちらは今回の取材でお邪魔したチェコのペルニーク(ジンジャーブレッドのチェコ語)名人の作品。彼女の作品もアイシングの繊細さは息をのむほど。取材では彼女の長年にわたるアイシングの技術やコツを、ペルニークに対する愛と情熱を持って少し分けて頂きました。

日本のジンジャーブレッドとチェコのペルニーク名人たちとの2日間の交流。お菓子作りが苦手な私も、今度ペルニーク焼きに挑戦してみたいと思いました。
先日はチェコのクリエーターで私の友人のマレクとテレザさんに誘われて、プラハからバスで半時間弱のプルーホニツェというお城に小旅行に行って参りました。お城に展示していた作品を引き上げるためでしたので、私には作品を1人じめで鑑賞出来る良い機会になりました。
こちらがプルーホニツェのお城。本当におとぎ話に出てきそうなお城です。
先日、こちらのお城で日本フェスティバルが行なわれていて、彼らも日本にインスピレーションを得た作品を展示しているこの事。

こちらはマレックさんの作品。蟻やムカデなどの昆虫をテーマに作品を作る彼ですが、今回の展示はなんと印鑑。彼らしい繊細なタッチでハンコの中には蟻やムカデがひしめいています。
私のお気に入りはこちらの羽虫のハンコ。
http://www.marekskubal.cz/ ←こちらから彼の作品を見れます。

彼女であるテレザさんの作品も隣のケースに展示されていました。彼女は海の中の生き物や蝙蝠などをテーマにした作品を制作しています。こちらはカモノハシのオリーブ皿。

下は子供のトカゲのブローチ。ネックレスもあり身につけると以外としっくりキュートです。

タツノオトシゴの湯のみもあります。陶器肌が薄くて光を受けると美しい陰影が。

https://www.facebook.com/KARETKAdesign.porcelain.art/?fref=ts ←こちらでテレザさんの作品が見れます。
展示を見るついでに、普段は見れないお城の中もこっそり見せて頂く事が出来ました。こちらは荘厳な雰囲気いっぱいの騎士の間で、セレモニーなどに使用されます。
レリーフの美しい暖炉にうっとり・・・。

いつ見てもお似合いのカップル。マレクとテレザさん。私の大好きなお友達です。

お城には鷹やミミズクも飼われていて餌付けの時に、こうやって腕に泊まらせる事も出来ます。広いお庭もあり散歩におすすめです。 二人のおかげでとてもいい息抜きになりました。
日本の友人でミュージシャンの黒色すみれがプラハにやってきました。
目的はプラハでのコンサートと新しく出るCDの宣材写真を撮影すること。
今回プラハのコンサートのオーガナイズはバーボフカチームでお手伝い。決定したのはチェコ共和国初代プレジデント、ヴァーツラフ・ハヴェル首相を輩出したハヴェル家の所有する由緒正しいルツェルナ宮殿の屋根の上。プラハ城も見えるとても眺めのいい場所です。
チェコ人を中心にたくさんのお客さんも来てくださり、チェコ人のお客さんに撮っても普段あまり入ることのできないルツェルナ宮殿の屋上からの眺めを楽しめる嬉しいイベントになりました。

夕暮れ時の美しい時間にコンサート、スタートです。

ヴァイオリンさちと歌とピアノ&アコーディオン担当のゆか。
5月といってもプラハはまだ肌寒い季節。いつものエクストラヴァガントな衣装に身を包み、全力投球の演奏に、チェコの観客からはたくさんの拍手が沸きました。

下に見えるのはヴァーツラフ広場から伸びるシュテパーンスカー通り。

バーボフカチームのペトルは、お客さんの問い合わせにコンサート中も対応です。

第2部は屋上の真下にお住いの文化人、コブザさんのプライベート・スペースにてまたまたアットホームな楽しいコンサートになりました。独特な歌声と軽快なヴァイオリンに、音楽にはちょっとうるさいチェコ人も心からの拍手喝さい。企画した私たちもホッと一息。喜びと安堵の気持ちがこみ上げてきます。

プラハでも珍しい場所での、日本の珍しいデュオのコンサートに取材を受ける場面もありました。

コンサート終了後、記念撮影!
日本女子パワーと可愛さの炸裂する彼女たちはチェコ人にも大人気でした。
黒色すみれの8thアルバム となる新しいCDは7月26日の発売です。
タイトルは「拾肆-14-」。
詳しくはこちらhttp://www.kokusyokusumire.net 黒色すみれオフィシャルサイトにてご参照ください!
今日は暗室作業をしなくてはいけないのに(しかも日曜日)外はお日様の照るいいお天気。太陽に当たるのも大事だ!ということで、仕事を中断してとりあえず散歩に出かけることにしました。

観光客でごった返すカレル橋に、少々食傷気味になりながら、そそくさとマラー・ストラナにある私の大好きな公園を目指します。

こちらはZahrada pod Hradem(城下公園)というプラハ城のすぐ南側に位置する公園です。私のガイドブックでの一押しとして紹介していますが、訪れる人は少なく、ずばり穴場です。
https://www.palacove-zahrady.cz/cs ←こちらがその公園のリンク。入場には80コルナほどかかりますが、私は無期限のフリーパスを持っていて(自慢です。:))何かと息抜きによく訪れます。
今日も人はほとんどいません。プラハはタダで入れる公園も多いので、入場料を取るということがハードルになっているのか・・・。でも払ってでも入る価値があります。閉園になる10月まで四季折々のお花や果物の木ずーっと楽しめて、秋の季節などは春よりも華々しいぐらいです。
愛しのプラハへ ちなみにこちらが私のガイドブック。まだの方は是非是非。(宣伝でした〜。)

今日は黄色の小さな花が石垣を埋め尽くす感じでいっぱいに咲いていました。

公園には、カラフルで可愛いベンチがいたるところに置いてあって、プラハ小地区の全貌を独り占めで楽しむことができます。皆様のプラハにお越しの際は是非訪れてみてくださいませ。