蔵書票ヴァーツラフ・フィアラ 『 ホルン氏』(仮題)直筆署名入り
価格:
2,500円(税込み)
品番:
T-392X
重量:
0g
サイズ:
4x6.1cm
こちらはヴァーツラフ・フィアラが制作した蔵書票。リトグラフ印刷の一枚です。カメラを携えた男性のポートレイトが小さな画面に写実的に丁寧に描かれています。依頼人はエドゥアルド・ホルンという人物で、絵からしても写真を愛好する人物だったようです。(その人物についてん記録はありません。)こちらの蔵書票はチェコの国立博物館にも同じものが所蔵されていて、なかなか貴重な一枚です。年代は1940-70年代チェコスロヴァキア時代のものです。小さく本人直筆の署名が入っています。ヴァーツラフ・フィアラはプラハ出身のチェコの著名な画家で、チェコのウィキペディアにも紹介されています。オーストリア・ハンガリー帝国時代のウィーンで絵画を修業し1927年にはフランスでの展覧会、1939年ニューヨークで開催されたニューヨーク万国博覧会のチェコスロヴァキア館パヴィリオンのジオラマを製作するなど、若い頃から世界中で活躍しました。また日本での滞在経験もあります。本の挿絵から絵画、多くの作品を残しました。愛書家としても知られ、蔵書票も数多く残しています。