
本日は私事、個人的なお話しでございます。ブログに書こうか少し迷ったのですが、チェコの日々の日常の話題でも面白いと言ってくださるお客様がありましたので、私の日常をお話しさせて頂くことにしました。私はチェコでよく着物を着ています。ヴィンテージやアンティークの着物にハマった東京での20代、四谷の四畳半に暮らしていた時、隣に住んでいらした、自称赤坂のナンバー2ホステスのそれはそれは美しいおばさまから着付けを一度だけ教わり、あとは本やYouTubeで見よう見まねで、かれこれ三十年弱折に触れて着物に袖を通してきました。(上の着物は最近のお気に入り、信濃の紬、竹のお柄の着物です。)

ですが、着物を誂えるお金なんて、当時も今もございません。ですので、お柄が気に入ったままノリで古着を買って、実際に来てみると着物も帯も、幅が広い、丈が短い、厚い薄い、滑る、ゴワゴワなどなど、それぞれが全く個性異なるものと格闘して、少しずつ上達して行ったように感じます。上の着物はアンティークの古い矢羽の着物に作家ものの手描きの帯を締めています。私には小さくてもちろん、おはしょりも出ません。袖も見ての通りつんつるてん。でも、袖の隠れる手袋をしたりして、即席でうまく見えるやりくりをします。着物が小さいと、襦袢も同じ丈のものを合わせないといけません。ですので、リメイク用に買ってあったこちらもアンティークの短い丈の襦袢に襟を付け直して、ピンチヒッターとしてお役をお願いしています。

こちらは綸子の絞りの入った訪問着。またまた偶然赤坂ですが(笑)、赤坂で芸能人などが足繁く通う流行りのバーを経営されていたとってもおしゃれな知り合いのおばあさまから譲り受けたものです。幸い背格好が私と同等で、彼女から譲り受けた数々の高級な着物はどれも私の一軍選手です。

若い頃は柄が全体に施された友禅の華やかな着物や豪奢な染めの着物ばかりきていました。ですが購入する帯も花柄や派手なものばかりで、いざ着ようとすると帯と着物がケンカしてコーディネイトどころではありません。そしてずーっと探していた枯山水(花柄ではない。笑)のモチーフの帯。この帯は色々に合わせることのできる万能帯で長年愛用しています。(私たちの住んでいたジジコフにて撮影しました。)
たまにはこんな格好でプラハの着物販売会に参加したり・・・。

着物販売を自分でやってみたり・・・。

幼稚園で子供達に日本ワークショップをやったり・・・。

パーティーにもよく着物を着ていきます。(ビール飲んでるだけですが。)

日本の本の出版イベントは着物を着る絶好のチャンス。

バーボフカ息子の空手の昇級テストも着物で。(この着物は赤坂のおばあさまから譲っていただいた白大島です。)

日本の文化が世界中で人気の昨今、今度プラハで半幅帯の結び方のワークショップもやることになりました。

この帯結びをご紹介しますよーという宣伝チラシ。(結城紬にお太鼓風に半幅帯を締めています。)

着物も着付けや帯をきちんと教えることができるように、日々着物に袖を通すようにしています。だって、着物とっても楽しいんだもん。笑。(こちらは多分ウール混の紬に八寸の博多帯です。寒いので中にはタートルネックのシャツを着ています。)バーボフカのお店だって、元々は好きが嵩じてお陰様でここまで続けてくることが出来ました。着物もやればやるほど、どんどん深みにハマっています。手前味噌なブログで、お目汚しにて大変失礼致しました。読んでくださってどうもありがとうございます。