バーボフカ息子は日本人でもありチェコ人でもあります。
皆様ご存知の通り私たち家族はチェコに住んでいますが、日本の義務教育を受ける権利は発生するわけで、チェコにいても日本の小学校の教科書を無料で受け取ることができます。今回も後期の教科書配布がありましたので、プラハの日本大使館に教科書を頂きに行ってきました。
今日は私一人。ですので、ゆっくり展示を見る時間が!!:)ということで私の好きな写真家イレン・ステリの展覧会を見るため、友人とヨゼフ・スデクのアトリエ・ギャラリーに行ってきました。この場所はもともとスデクのアトリエだった建物を、プラハ工藝美術大学の属するギャラリーとして機能しています。こじんまりした日本の古民家を思わせる木造の建物です。


イレン・ステリはチューリヒ生まれで主にチェコとスイスで活躍する写真家です。今回の展示は私達が長く暮らしたプラハのジシコフ地区に住まう人々を撮影したシリーズで、銀塩プリントが小さなサイズで沢山展示されていました。土地の人に声をかけ、関係を築きながらゆっくりと撮影されたことが、手に取るようのわかります。現代の写真は短時間で大量に撮影される量産型が多いですので、私にはそのゆっくりとした撮影ペースがとても心地よく感じられました。そして、知っている街角がたくさんあったのも嬉しかったです。

被写体とある程度知り合いになり、次は家の中に招き入れてもらい、改めて被写体を撮影した写真。それぞれが普段過ごす場所で、奇抜なポーズをとることなく、写真家の意図と被写体の思いが半分半分で写っているのが、とてもいいと思います。
また、銀塩写真を生涯撮ってきた写真家でも、現在の展覧会になると機会出力のプリントで展示することが多いので、銀塩プリントで展示されているのも好感が持てます。
ついでにもう一つ。現代の写真展示は大変大きなサイズで出力されることが少なくありませんが、今回の彼女のプリントサイズ(A4の半分ぐらい)比較的小さなもので、この大きさで十分だよなーと再確認しました。中身で勝負していますね。

こんな可愛らしいおじさんたまにいたよなー(最近見ないけど。)

その日はたまたまイレン・ステリご本人がいらっしゃって、記念に一枚一緒に撮影させていただきました。一緒に行った友人が撮ってくれました。ありがとうございました。
こちら↑がイレン・ステリのHPです。昔の写真から最近のものまで彼女の写真がたくさん掲載されています。
https://www.atelierjosefasudka.cz/en/
彼女の写真展はこちら↑のヨゼフ・スデクのアトリエ・ギャラリーで12月6日まで見ることができます。(詳細はウェブでご確認ください。)