今日は私の大好きな写真家ヨゼフ・クーデルカの写真展オープニングパーティーに行ってきました。かつて私がチェコ留学を決めたのも、チェコがクーデルカの国だから。でもチェコに到着してから、クーデルカはとっくに亡命してフランスに住んでいるって知ったんだっけな・・・。
こちらの写真展はプラハの工業美術大学内美術館にて2018年の9月中旬まで開催されています。300点以上の作品、しかもその多くがヴィンテージ・プリントという写真好きには嬉しい内容で、ボリューム満点です。私の好きなシアターシリーズがヴィンテージプリントで見れてとても感激しました。
マグナムの会員写真家であることでも知られるクーデルカ。チェコスロバキア・プラハの春1968年の革命の写真をニューヨークのLIFE誌に送っていた頃の新聞や、旅行で使った地図、またベタ焼きなんかもファンには垂涎の展示がたくさんありました。
私は出産後は初めて息子を預けて3時間だけの外出ということで、早足でパーティに間に合いました。「たまには外出で子育ての息抜き」なんて思っていましたが、外出までの準備やその後の仕事や家事の倍増で、次からは赤ちゃんを預けての外出はしばらくやめようと思いました。笑
10年ぐらい前この距離でクーデルカの写真を撮って、「パパラッチ!」と怒鳴られシャンパンをかけてカメラを壊される武勇伝を持つ私ですが、私も写真家の端くれ、やっぱりまた写真を撮ってハッスルしてしまいました。
この記事の写真は全て友人のダニエル・シュペルルさんが撮影してくれました。
HPはこちら。ダニエル・シュペルルの写真HP
ヨゼフ・クーデルカ写真展 ウンプルム(プラハ工業美術)美術館にて。