今プラハのDOXと言うギャラリーで行われているペトル・シースと言うイラストレーターの展覧会に行ってきました。
この日はベルリンの壁が崩壊し、プラハのビロード革命が成功してからちょうど30年の記念日。
壁の崩壊や、共産主義時代の生活をテーマにしたイラストがたくさんあり、楽しいイラストとはいえ考えさせられることもたくさん。それらのイラストはウォールと言う題名で数カ国語に翻訳された絵本に収録されています。
自由を求めるあくなく挑戦の数々・・・。
下の絵は自由な世界への逃亡をテーマにした飛行のイラスト。壁に投影された形で子供達も自分たちの目線で見ることができます。
下のイラストはプラハ城へ続く坂道がネルドヴァ通り合流するおなじみの街角。
気の遠くなるほどの細かい描写で繊細な色使い。いろいろな物語が閉じ込められています。
星空をテーマにしたスペースもあり、子供連れでも楽しめる嬉しい内容。星空を眺めながらちょっと一休み。
下は自由に落書きができる壁のコーナー。みんなでかけばシースのイラストのようにたくさんのストーリーが生まれるよう。
DOXの屋上には最近新しく、気球のアトラクションが設置されました。内部はセミナーなプレゼンテーションを行えるスペースになっています。
DOXはコンテンポラリーの作品を扱うギャラリーです。
こちらの展覧会は1月20日までですが、いろいろな展示を年中通して楽しめるのでオススメです。