B-1245このバザールは私が15年以上通うプラハっ子にもファンが多いバザール・アンティーク。
先日立ち寄った折に、なんと今月(2020年6月)いっぱいで閉店という話を聞いて、なくなる前に写真を残しておくため、改めてカメラを持って伺いました。

コロナウィルスの影響でお客が減り、また店主のヴィエラさんもお年を考慮され、引退というご決断をなされたそう。
ヴィエラさんとは2004年、チェコ留学前の滞在でもすぐ隣のアパートに一ヶ月暮らしていたこともあり、とても長いお付き合いになります。懐の深いおおらかで温かい人柄で、私も含めてチェコ人のお客さんみなさんを魅了してきた名物店主です。ヴィエラさんのお店、コロナウィルスの影響で大変かしらと、ずっと気にしていた不安が現実のものとなり、とても残念でなりません。

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伺ったこの日も、お店の奥にあるいつもの店長席で委託品の計算、お客さんともいつものように明るくおしゃべり・・・

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程よいごちゃごちゃの中から、気に入った宝物を探すこの楽しみ・・・
古いものに囲まれたほっと幸せな空間・・・
この小さな世界ももうすぐなくなると思うとなんとも言えない寂しさを感じます。

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ヴィエラさんは15年間ちっとも変わらず、気前のいい大きな笑顔の持ち主。
「佳美、私がこれからどんなに寂しくなるか、想像つかないでしょうね・・。」とぽつりと笑顔で話していました。
私も同じです。

 

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この日はちょうどお手伝いに来ていたヴィエラさんの息子さんに頼んで、記念に一枚一緒に写真を撮ってもらいました。
「お店がなくなっても一緒にお茶を飲みに行きましょうね。」と優しく声をかけてくださいました。

今まで本当に沢山のチェコの方にお世話になってきた私ですが、ヴィエラさんも初めて会った時から変わらず優しい笑顔で私のチェコ生活の成長を見守ってくださった大切な方の一人です。引退されてもどうかお元気でいらしてください。いつか、一緒にお茶を飲みに行く様子をブログでレポートできればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとう。
2020年6月19日 金曜日

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今日は友人の息子さんのお誕生日ということで、また家族で出かけることになりました。場所はプラハ7区のホレショビツェ駅から歩いてすぐの農場。「農場??」あんな場所に農場なんてあるのかしらと思いつつ地図を頼りに少し歩くと、見えてきました、ぽっかりと抜けのいい草原が。

B-6966ここでは年間費を払って、畑を借りられるそうで、友人も畑をかりて楽しんでいるそうです。

B-6959薪をグリルのできるスペースもあり煙もモクモク、なんだか賑やかな雰囲気。思いの外たくさんの人がきていました。この日はちびっこものびのびと遊べて楽しい誕生日パーティーでした。プラハはたくさんの公園のほか、家族で楽しめるスポットがたくさんあります。子供を育てるにはとてもいい街です。

 

B-6953大きい子たちは塹壕のようなところで駆け回り・・・。

うちの息子はシャボン玉・・・。お天気はイマイチでしたが、外で友人たちと楽しく過ごす楽しいひと時でした。

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昨日は仕事で息子をシッターさんに見てもらって旦那と二人で街中に。二人だけで街を歩くのは本当に久しぶりで、それだけでなんだか気分ワクワクしてきます。ですが、依然として街は閑散としています。なんども言いますが、コロナウィルス前はなんとツーリストの多かったこと・・・地元の人たちだけだとプラハってこんなにも静かだなんて。

こちらの通りは1499年創業のビアパプ・ウ・フレクーのあるクシェメンツォヴァ通り。

ウ・フレクーの前・・・息子抜き・・・ということは、「はい、行きましょう!ビール!」

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閉めているお店が多いので、こちらもしまっているかしらと思っていたら、ランチメニューの看板。オープンしているだけでほっと嬉しい私。

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ちなみにこのトレードマークのお時計さん。かわいいデザインの大きなお時計さんで通りの目印的な存在です。

B-7083中に入ると、これはまた素敵な空間。時間が止まってしまったような感じがします。

B-7077生演奏も生歌も交えて、いつも賑わっていたこちらのサロンも、ひっそり・・・。

 

B-7131今プラハは屋外でビールを飲むのに素晴らしい季節ですが、もったいないくらい人がいません。

 

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ちなみにウ・フレクーは黒ビール一点張り。黒の地ビール一種類しかありません。コクとキレの共存した素晴らしく美味しいビールです。

 

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ビールといえば、グラーシュ??グラーシュといえばビール??(どっちでもいいわよ!)

で主人はついでにグラーシュも注文。ツーリスト用ではなくチェコ人用に値段を改定するレストランがたくさんありますが、ウ・フレクーも全てのメニューから15パーセントオフでした。それでも私たちには贅沢な値段ですが、シッターさんに息子を預けている贅沢な時間、どうせするなら思いっきりということで今日は贅沢をさせていただきました。贅沢な空間を二人占めして、なんだか申し訳ない気持ちもしました。つかの間のゆったりとした美味しい時間、とても久しぶり・・・。元気で暮らしていけるありがたさもまた痛感しました。

射撃島リポート
2020年5月31日 日曜日

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いきなりドーンとプラハ城&カレル橋の絶景から・・・。
橋の上に今年の初めまで黒く密集しているように見えた観光客の影が消えました。
一転して人通りのないがらんとした橋がプラハの街全体の雰囲気を変えています。

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今日はヴルタヴァ川にかかるレギイ橋(一番上の写真はレギイ橋から撮影しています。)の下にある中洲、射撃島にお散歩に行ってきました。街に地元民は戻りつつあるものの、こちらは観光客はもちろん、地元民も特に用事がないようでやっぱりほとんど人はいません。

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閑散としていても自然の中での気持ち良さは変わりません。

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ひとしきり機嫌よく遊ぶ息子・・・。

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射撃場では去年からこのようなキャンピングカーを利用したかわいいカフェがお目見え。
ちょっとしたスウィーツも売っていています。

 

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なによりこちらのカフェは屋外の空間が素敵です。
川を見ながらほっと一息。風通しのいい場所で天気のいい日は最高です。

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コーヒーとジュースが来るまでのまったり時間。
なんだか最近私たちでプラハの素敵な観光地を独占しているような・・・
思わぬ贅沢時間を過ごしています。

いつかまたチェコに気軽に旅行できる日が来るときまで、ぜひ覚えておいていただきたいプラハのおすすめスポットです。

プラハの古くて新しい散歩道
2020年5月21日 木曜日

5月18日月曜日ついにチェコの非常事態宣言が解かれました。
いよいよ通常生活に戻れると言いたいところですが、世の中は実際は以前とはかなり違った社会になりつつあります。

ここ20年ほどツーリストの街と言っていいほど大きく観光産業に頼ってきたプラハの側面が、観光客ゼロになった昨今それがどれだけの規模だったかを思い知らされます。

今日は電車好きの息子と友人と一緒に、チェコ国鉄などの汽車が通るヴルタヴァ川の鉄橋を徒歩で渡り、帰りは渡し船(市営でトラムやメトロのチケットで利用できます。)で帰ってくるという粋なお散歩を計画しました。息子のためと言いつつ、チェコ15年の滞在になる私にとっても鉄橋を歩くのも、渡し船を利用するのも初めて。思わむ楽しい遠足となりました。untitled-0307

スミーホフ駅から行き来するたくさんの電車の真横を歩くことができます。実際に歩くと電車がとても近く迫力があります。プラハの人たちの通勤路としても使われています。
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鉄道の格好いいフレームとプラハ城。モノクロ写真にしたら絵になりそうです。

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川の下ではカヌーのチェコナショナルチームが練習していました。観光用の船舶が皆無なためいつもより広々と川を使えるんだとか。

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息子は電車を楽しみつつも、足が少しすくみ、若干険しい表情。

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鉄橋が終わるとプラハとは思えないような田舎道風情の鬱蒼とした小道がありました。

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わーい、河岸についたぞぉ。 🙂

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人はほとんどいませんので、白鳥たちも普段よりのんびりした風に見えてしまいます。

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向かいの河岸について50メートルほど歩くと程なく、渡し船の停留所が見えてきました。本当に誰もいません。

 

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こちらが、渡し船の発着所。30分に一度の運行で、本当に来るのか、ちょっと心配。
(コロナの影響でまだ運行を見合わせている渡し船もあります。)untitled-0348

と思っていたら、時間通りやってきました!
チェコの大きな国旗がはためく姿が眩しい素敵なお船がやってきました。
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乗車客はやっぱり私たちだけ。ちなみに片道24コルナかかります。

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出発した岸に戻ってくると、やっと船に乗船する人たちが。ですが、乗ったのも私たちと同じような小さな子連れ。多分子供のための散歩、私たちと理由は同じといった感じです。

観光客にはあまり知られていないこのコース。プラハの人たちの足として普通に利用されている渡し船ですが、今日初めて体験することができ、私と息子にとっては思いっきりプラハ観光な1日になりました。コロナは一応ひと段落といったところですが、これからのプラハの街の運命が気になります。これからもたまにプラハの街の様子を散歩を兼ねてリポートできたらと思います。