チェコに長く一緒に住む日本の友達が帰国されるのはチェコ残留組には寂しいことですが、日本でのご活躍の報告を聞くのはとても嬉しいものです。
今回はチェコで長く懇意にさせていただいていた日本女性アーティストの作品をご紹介です。
こちらチェコの美術学校で勉強され、現在は帰国され日本でご活躍。長年のチェコ滞在で吸収されたチェコのならではのシュールさ、可愛さの詰まった楽しい作品の数々発表されています。
新しく開設された彼女のホームページを見てすぐに、カードをセットで大人買いしてしまいました。
こちらはOpen me! cardというシリーズの中からの一枚。それぞれサブタイトルが付いていて、こちらは結婚祝いのカードです。中央で畳まれたカードを広げるとパッと新たなイラストが目に飛び込んでくる楽しいカード!
こちらはバースデーカード。
こちらは風船がぱーんと割れておめでとうの文字や花々が踊ります。チェコでもご制作されていた紙版画を元にしたイラストが印刷され、紙のカットから折りまで、また封筒も手作業で制作されています。イラストもですが、パッケージにも手作りの温かみが感じられ、贈る人にも贈られる人にも笑顔と幸せを届けること、間違いなしの素敵なカードです。
こちらはポストカード。遊び心と想像力溢れる優しいイラストです・・・。
テーマごとに展開される楽しいイラストはチェコの息吹が感じられ、額に入れて飾りたくなる完成度の高さです。
こちらでは紙ものをご紹介させていただきましたが、ホームページではもっと他のカードや布製のブローチなど、たくさんの新作が今後更新されていく予定です。
ホームページはこちら→ https://nibunnoni.thebase.in/
またインスタグラムでも楽しい商品の数々を見ることができます。
インスタグラムはこちら→ https://www.instagram.com/nini_2020.2.2/
この前のバーボフカ、とても美味しかったのでまた注文してしまいました、金曜日のバーボフカ。
バーボフカの型の種類や素材の豊富さは前回のブログでもお伝えしましたが、今回同じベーカリーから届いたバーボフカは今まで見たこともない楽しい型。
ということで、バーボフカ・チームとしてはレポートしない訳には参りません。
主人と型の素材は何だろう、鋳鉄の型かもしれない、時代はもしかしたらヴィクトリア時代のものかもしれないねぇと様々な想像膨らむ美しい形です・・・。
こちらのお店からは3回目のバーボフカ注文ですが、リピート注文者の私たちを覚えていたくださって、他の型をご披露してくださったのかもしれないねぇ・・・とバーボフカをめぐって楽しいひと時を過ごすことができました。
ふわふわ&しっとりの美味しさはいつもと変わらず、金曜日のバーボフカ、うちの定番になってしまいそうな予感がします。
最近の長いロックダウンでチェコの消費者がインターネットでいろいろなものを買う機会が増えているようで、我が家も例に漏れず以前よりインターネットでの買い物が増えました。
最近は小さな生産者から様々な食品が選んで買える便利なサイトも複数登場。卵やお野菜、またパンやお肉などを直接生産者から購入できるのでチェコでも最近トレンドになってきています。何と言っても一回のお買い物で多種類の食品を買えるのが便利なところです。
我が家も生産者から直接ジャガイモなどの基本的な野菜やパンやザワークラウトなどを定期的に購入しています。そのホームページを見るといろいろなものが売られていて、なんとそこにバーボフカも売られていました。バーボフカはご存知の通り、当ウェブショップの店名になっているチェコやドイツのケーキですが、結構作るのが難しくまた以外と材料費がかかります。おかし作りがあまり得意でないこの私。ということで、今回注文してみることにしました。
月曜日までに注文して、金曜日に自宅に近い配達所に到着し、取りに行くというシステムです。で、我が家に届いたバーボフカがこちらです。
900gで千円ちょっと。チェコの物価を考えると安くはありませんが、作る手間、経験の少ない私の場合失敗する高リスクなど考えるとたまの贅沢には許容範囲のお値段です。ご覧ください、この綺麗な形。バーボフカの型は素材(ホーロー製、陶器製、アルミ製、またシリコン製)も形も本当に様々。私もいつかバーボフカ名人になった時に、好みのアンティークの型を買い求めることを夢見ているのですが・・・。
うちの息子も月曜日から心待ちにしていたバーボフカ、金曜日まで待ちに待ったバーボフカです。早く食べたいなーという瞬間にカメラ目線を頂戴しました。:)
今回のバーボフカはマーブル。カカオの生地が練りこまれています。やっぱりプロでないとこのさっぱり・フワフワ感は出せないわーと買って納得の美味しいバーボフカでした。
今日は日本からお菓子の小包が届きました。
先日個人的に注文していたペルニーク(ジンジャークッキー)やバタークッキーなどのセット。
作ってくださったのは十勝菓子工房 菓音。
名の通り十勝にあるお菓子屋さんで、地元北海道の良質の材料(小麦粉や、バター、卵など)を使用してお菓子を製作されています。
今回のクッキーは母の日に合わせて、チェコでお世話になっている方にぜひご賞味いただきたくて注文してみました。
ご縁あって、菓音さんとはチェコのペルニークを探る旅取材にコーディネイトと通訳として参加させていただいてからのお付き合いになります。
繊細で丁寧、そして何よりとても美味しいお菓子を製作される菓音さんとのチェコの伝統的なお菓子づくりを探る旅は、私に取っても忘れられない取材になりました。
フェースブックの投稿で活躍される菓音さんのお菓子を拝見するたび、可愛いなー、食べたいなーと思っていたのですが、今回母の日のクッキーを拝見して、思い切って個人的に注文しました。
菓音さんは現在伊勢丹やタカシマヤなどのデパートにお菓子を卸す売れっ子お菓子職人ですが、製作はたったお一人でやっていらっしゃるので、私の個人的な注文、お忙しい中ご迷惑ではないかしら・・・とちょっと心配だったのですが、とても快く引き受けてくださいました。
クラシックなチェコの伝統菓子ペルニーク(もちろん菓音作)と一緒にため息の出るほど可愛いギフトボックス。
今回はチェコの方用ということで、チェコ語でありがとう= Děkujiを特別に入れていただきました!どれもこれも、食べるのがもったいないくらいの愛らしさです。
そしてなんと、一番のサプライズは絵筆で一筆ずつ描く絵画と変わらないアート・クッキー!
そうです。ブログにもよく登場しております、うちの息子の後ろ姿でとても感激です!
髪の毛の天使の輪がなんともいい感じ。息子も「これ、ぼく??」と嬉しそうに反応しておりました。
賞味期限まで、いや賞味期限少し過ぎてもお部屋に飾っておきたい小さくて素敵な絵画です・・・。
菓音さんは、お一人でやっていらっしゃいますが、一人一人のお客様のカスタムメイドも丁寧に対応してくれます。
またデパートでも催事のイベントなどでお菓子の取り扱いがあるようですので、
ご興味のある方はHPでぜひチェックしてみてください。https://www.kita-kanon.jp/artfood/
昨日は年度末、気温が20度を超えるということでいつもよりちょっと長いお散歩に出かけることにしました。息子の一番好きな散歩コース、ケーブルカーに乗ってペトシーンの丘へ。
蕾から顔をのぞかせる桜の花が見えるかと期待して、また人出も多くないことを祈って出かけました。(ロックダウン中ですが、地域内で気晴らしの散歩程度の外出は許されています。)
こちらはプラハ小地区(マラー・ストラナ)にあるケーブルカー。幸い人出は少ないようでほっとしました。
ちなみにこちらのケーブルカーはプラハ交通局のパスで、メトロやバスと同じように利用可能です。観光で来られたなら、ぜひおすすめのコースです。
ケーブルカーの中。人は少ないと言っても公共機関の中でのマスクはルールですから、マスク着用です。
ちなみにこのバーボフカ謹製XLバッグ、商品ページではわかりにくいかもしれませんがこんなに大きいのです。子供の散歩には荷物が多くなりがちですが、丈夫で収容量も十分大きなバッグ。店長横山も日頃から愛用しています。
気になる方はhttps://babovka.com/item.php?id=7590 こちらを!!
ケーブルカーで4、5分でしょうか、ペトシーンの丘に到着です。そびえ立つプラハ城をも見下ろすことのできる丘で、こちらから眼下に見えるプラハ市内とオレンジの屋根並みは四季を通じてとても風情があります。「まってました!」と言わんばかりの春の陽気です。
こちらがペトリーンの丘の上にそびえるペトシーン塔。
高さは65m余りあります。かつて、チェコ・ツーリストクラブがパリのエッフェル塔見学に行った時の感動冷めやらず、プラハにも同じような塔をということで1891年完成した塔だそうです。
いつもは地元の人や観光客で賑わっているのですが、ロックダウンのために現在は休業中で、人出もぱらぱらとしかありません。
今度は丘に縦横に走る遊歩道を歩いて、街中に降りていきます。あてどもなく気ままに降りて行くうちに、思いのほか気温が上がってきたようでだんだん汗ばんできました。木々の向こうにはプラハの街並みが広がっています。
遊歩道の途中にはこんな素敵な場所もあります。ベンチに座りほっと一息・・・。3つあるベンチに座っているのは若い女性ひとりだけ。
ロックダウンのストレスが春の陽気にぱーっと消えていきそうな美しい景色、静かな時間がありました。
見晴らしの良い場所に降りてきたら、息子はなぜかこの道沿いに腰を下ろし、私に構わず機嫌よく一人で草むしりをして長い時間を過ごしていました。
彼の目の前に広がるのはのどかな春のプラハ。私にとっては16年目のプラハの春。
「また、春が来た・・・。」
悠久の時間の流れと同時に、一年一年の節目を毎年感じるこの豪華な季節。
自然に囲まれて美味しい空気を吸って変わらず美しいプラハの街を眺めると、またこの街と頑張っていこうと気持ちが湧いてきます。
そして、そんなことを考えている私と少し離れたところに一人で座り、同じく自分の時間を楽しむ息子。
1年前は手を引いていないといけない小さいな存在だったことを思うと、母親の私のとってはなかなか感慨深い成長ぶりです・・・。
今日から、イースター。明日金曜日からは連休の始まりです。
イースターの連休後、感染者が増えなければ、4月12日から学校が再開されるということになっています。
まだまだ気の抜けない状態が続きますが、この長い困難が早く終わってくれますようにと祈るばかりです。